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本:完本 エヴァンゲリオン解読 [Book]


完本 エヴァンゲリオン解読 (静山社文庫)完本 エヴァンゲリオン解読
北村正裕著 静山社文庫刊
 
 
 未更新の期間が長すぎて、サイドバーに広告が載り始めてしまった。そんな訳で今読み終わった本をあわててアップ。

 7/19(月)海の日に長崎市まで行った際に目が止まり、ふと買ってしまった本。5月に文庫化されていたようだけど、佐世保では見なかった。というか見かけていたら買っていた。佐世保で一番大きな「くまざわ書店」でも静山社文庫はほとんど置いていなくて、これ買った後にくまざわ書店で探してみたけど、かわいそうなくらい全然相手にされてなかった。これでは置いてなくて当然か、、、。

 この本は、2001年に三一書房から刊行されたものを改訂、さらに改訂を経て「完本」として静山社から文庫化されたものだそうです。今熱いのは「新世紀ヱヴァンゲリヲン序・破」の方だけど、この本で扱っているのは「旧世紀エヴァンゲリオン」。具体的に言うとTVシリーズから映画で公開になった新25話・最終話の「THE END OF EVANGELION (Air/まごころを君に)」まで。ここまで公開されてきたモノからこの世界をどう理屈づけるのか?ということをかなりディープに書き記しています。これはかなり・かなり面白かった。TV版もだいたい記憶しているつもりだったけど、ほとんど流しながら観ていたのだなぁと、つくづく思います。これを書いた北村正裕さんによると、「エヴァには無駄なセリフは何もない」のだと。聞き流してしまっていたセリフの意味を解釈していくと、意外とものすごいことを言っていたりして、そしてきちんと世界がつながるんですよ。この本を読んだら再度TV版をチェックしたくなること受けあい。そして、p.38「使徒と補完をめぐる関係チャート」、これすらきちんと把握していなかった、、、「あー、そうだよね」と。本の中でもかなりショックだったのが、零号機と鈴原トウジの乗った3号機のコアの話。

 第17使徒の渚カヲル、あのアダムの魂が入っていた「人工使徒」という、他の使徒とは決定的に違う点。旧世紀エヴァンゲリオンでは敢えて死を選び、リリスから生まれた人類に未来を譲った形になるけれど、今映画が続いている新世紀ヱヴァンゲリヲンの方では、カヲルが主導権を握って、人類は死滅というストーリーになるのだろうなという気がしてきました。今回の映画の補完はおそらく、シンジの意思でなく、ゼーレサイドの意思。人類が生き残るのなら前映画と同じ結末になってしまうのですよね。映画・破の最後「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」の意味が、「死滅させて楽な世界に連れていってあげる」なのではないかと。素人が思いつく単純なストーリーではないと思うのですが、何かそんな気がしてきました。

 しかし、今回の映画のシリーズは、本で書かれている旧世紀の理屈が通用しないところがあるんですよね、、、著者の北村正裕さんはどう解釈するのか?楽しみなところであります。



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