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国宝 阿修羅展(福岡太宰府) [etc.]

ashura.jpg「国宝 阿修羅展」九州国立博物館
 平成21年7月14日〜9月27日

 今盛んに新聞広告を打っている阿修羅展。「会期後半は相当混雑するので、前半での観覧をお勧めします」と書かれてあり、この連休で行ってきました。それでも相当混雑するだろう、開場する9時半には博物館についておきたい。かなり朝早起きしましたが、博物館駐車場は当然満車で近くの有料駐車場に停め、歩いて会場に着いたのは10時半。もう閲覧終わった方達なのか?すれ違う人が言っていたのが「これは平日来るべきだよ」と。相当並んでいるんだろうな?と思って覚悟しましたが、まぁ並んでる並んでる、まだ最後尾じゃないの?え?まだ?とかなり離れたところまで連れていかれました。その時点で入場まで180分待ちとなっています。だからと言って帰る訳にはいかない。しょうがない、並びましたよ。皆考えることは一緒のようで、午前中に行っておかないと入れないだろう?と思ってか、10時半の時の列が最大で、待っているうちに徐々に最後尾が前になってきてました。入場規制があり、会場から出た人数分だけしか入れないようにしているみたいです。180分待ちとなってましたが、90分くらいで入場。九州だからこれで入れたけれど、東京だったらまず無理でした。小さい頃に何度も上野国立博物館に連れていってもらったけど、その時は本当に数時間は並んだですもんね。その点ではこっち(九州)でラッキーだったかも。

 興福寺に阿修羅像があり、その八部衆がいるのは知ってましたが、正直それ以外何も知りませんでした。図録にも書いてあったけれど、興福寺は建立から立て続けに8度の大火があり、消失と再建の歴史だったそう。その中で阿修羅像が残っているのは奇跡に近いのだと。これも知らなかったのだけど、阿修羅像は木造ではなく、中は空洞。なので火事の際も移動が楽だったので難を逃れられたらしいです。展示されていた一群を除いては幾度の火事で消失してしまっているのだと。今回、国宝阿修羅像の後ろ側までガラスケースなしで見れるのはとにかくすごいです。ガラスケースなしの展示は今世紀最後の機会らしい。

 東京から九州へ来なかった立像も何体かあったようだけど、群を抜いて阿修羅立像の繊細さが光り、明らかに八部衆の中でも阿修羅立が丁寧に作られています。木で骨組みを作って、粘土で肉付けして、そのまわりに確か漆をひたした麻布で固めて、背中を切って中の粘土を取り出したと紹介されてました。後ろを見ると確かに四角く開けられた穴の跡のようなものがわかります。表面は漆と木の粉を混ぜたペーストで塑形。鎌倉時代に作られた四天王像、こっちは木造でこれまた迫力がものすごい。こんなにデカイものとは思いませんでした。明らかに時代が違うというのがわかります。

 知らなかったけれど、阿修羅像の表情は懺悔の表情なのだそうです。帝釈天との戦闘と破壊を続けていた阿修羅、その後、釈迦に帰依し今まで過去の行いを懺悔している表情なのだと。阿修羅像の周りでは人々が膠着しないよう動かすスタッフが行ってましたが、実は休日でも午後3時以降入場すれば回転させるスタッフが暇になるほど空いているのだと言ってました。

 会期後半はどうなるかわかりませんが、来れるなら「平日の昼から」がオススメです。
 
 
 
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